Roman Holiday

[Un] Connected (2023年) / La Bocca Della Verità

以前、とある帰国子女が出演するYouTubeチャンネルを楽しみにしていると書きましたが
番組での鉄板ネタが、カタカナ英語のとんでも発音
マクドナルドやホットドッグでは通じないと言われましても
字面だけで発音をテキトーに推測している私的には
ちょっと笑えない指摘だったりしています
敢えて言い訳をしてみれば
小学校でのローマ字学習に一因ありと言いたいところです

これに関連して、最近気になったネット記事がありまして
何でも、70年ぶりに、ローマ字表記が改められて
訓令式からより英語チックなヘボン式に移行するのだとか
とは言え、地名看板で、「チ」を「ti」とは表記しているのは見たことないし
何を今更の感は拭えないところです

さて、ご紹介のアルバムは、イタリアのプログレ・バンドLa Bocca Della Veritàの2023年作
[Un]connectedです
BancoのFilippo Marcheggianiがゲスト参加しているとのことで
コテコテのイタリア系かと思いきや意外にも正統的な英国調
4曲目あたりは、Close to the Edgeにしか聴こえないのは、ご愛嬌かと
ちなみに、バンド名は、有名な「真実の口」のこと
発音はラ・ボッカ・デラ・ベリータで合ってる?

話をローマ字表記の件に戻しますが
少なくとも、人名については、意図した通りに読んで欲しいところです
しかしながら、例えば広島カープの戸根投手
ユニフォームの背にあるTONEの文字を
英語圏の人がどう読むか、かなり不安に駆られます

でも、この話題
いろいろ突き詰めて考えていくと
オリエント急行殺人事件にもありましたが
例えば、ロシア語では、「H」は「エヌ」
ついでに言えば、「P」は「エル」の発音になるので
表記と発音の乖離の問題ってなかなか複雑で
日英間だけの問題と言うわけでもないようです

何だか話が拡散してしまい要領を得ない文章になってしまいましたが
目下最大の課題は、グレゴリー・ペックの相手役を
ヘボンと記すべきかどうかと思案しかねていることだったりしています (笑

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