20 Greatest Hits(1982)/Beatles
「趣味は?」 と問われれば
「音楽鑑賞」と答える私ですが
若い頃からAudioにも強い関心を持っていました
就職したての頃は食費を削って貯金に励み
少しずつ器機を買いそろえていきました
現有の器機は,いずれも当時のもの
25年超のロートルです
とはいえ,日本オーディオ業界の最盛期の製品
パーツ,筐体,意匠
今では考えられないような,贅沢な造りです
アンプは,8年前にメーカーでオーバーホールしてもらい,順調だったのですが
ここにきて,スピーカーとCDプレーヤーが相次いでトラブル
真剣に器機の更新を考えるようになりました
CDプレーヤーはSONYのR3
SONYのCDプレーヤーは音が硬いとの世評でしたが
こいつは異色のまったり系
私の辛口な音色の器機構成の中で
絶妙のバランス,良い感じで鳴ってました
しかし,トレイの防振塗料が加水分解しベトベトになり使用不能に…
ネットで調べてみると,オーナーさん皆同じトラブルに遭遇されているよう
既にメーカーでは修理対象外の扱いですが
ヴィンテージ・オーディオ器機の修理対応を謳うサイトを幾つか発見しました
私は関西のエンジニアの方に修理をお願いしました
トレイ修理のほか,光ピックアップ,駆動ベルト,リミットスイッチを交換
アンプはAccuphaseのセパレートアンプでC-270とP-500
カタログを紐解くと
C-270が15.6kg,P-500が33.5kgと超弩級
若い頃は,この重さも気にならなかったのですが
配線やセッティング変更のたびに四苦八苦
50歳を超えた今では,さすがに辛いものがあります
もっと小振りな一体型アンプへの買い替えに心が動いたのですが
後述のスピーカーとの兼ね合いから適当な機種が見つからず
再び,メーカーでオーバーホールしてもらうことにしました
最後はスピーカー
DIATONEの小型2Way,DS-9Z
台形の凝った造りのエンクロージャーに
ポロン合金のツイーター
ウーファーはアラミド繊維織
密閉型特有のタイトな低音でロック向き
ただ,高域に少々センシティブなところがあり,気になっていました
(雨の日はとても良い音で鳴るスピーカーでした。)
ごめんねDS-9Z君…
スピーカーだけは,修理ではなく買い替えを決断
でも基準はやはりDS-9Z
密閉型の2Way小型ブックシェルフ・スピーカーをショッブで比較試聴
後継機はATCのSCM19に決定
試聴時には,中低域にブーミーなとこがあったけど,使いこなしでなんとかなるでしょう
さて,御紹介のアルバムは,Beatlesの20 Greatest Hits
Side2の5曲目が,Hello Goodbyeです
もちろん,スピーカーの交代にあたっての選曲です
ところが,アンプの修理納品は盆明けになるとの知らせ
という訳でまだ音出しできてません
スピーカーを眺めるだけの手持ち無沙汰な週休日
というわけで,新スピーカーの詳細報告は改めて
乞うご期待…って,だれも期待してないって?
ごもっとも(笑