2015年を目前に迎えて

14-airplane
Volunteers(1969)/Jefferson Airplane

早いもので,2014年もあと僅か
個人的には,昨年は悲惨な一年でしたが,今年はまずまず
Tomoの受験期は気をもみましたが
何とか行き先も決まりましたし,その後は平穏に過ごす事ができました
一方,世の中では様々な事件が起きました
以下,記憶に残ったニュースをランダムに
疑惑のSTAP細胞
現代のベートーベンにゴーストライター
消費税増税
SPURSのFinal優勝
世界を震撼させたイスラム国の台頭
広島市の大規模土砂災害
御嶽山の噴火
そして,ヤンキース黒田のカープ電撃復帰
最後は,恒例の十二支ネタを
羊のアルバムと言えば,Paul McCartneyとかPink Floydが思い浮かびますが
今年は,Jefferson Airplane
1969年作のVolunteersのSide1の2曲目がGood Shepherd
来年が穏やかな年になりますように
未年ですし…

13-wolf
His Best/Howlin’ Wolf

先週は,張り切って電球・蛍光灯の交換のほか
台所の掃除に手を付けたのですが
その後,大失敗を…
寒波のため古い石油ストーブを引っ張り出し
居間で使ったのは良いのですが
煙と煤が部屋に充満し
壁や床が真っ黒になってしまいました
被害は隣の台所にも
半日仕事を休み,大掃除第2弾に強制突入
窓を全開して壁をはたきがけ
家具や畳はウエットティッシュで一拭きし
仕上げは雑巾
意外と手こずったのがプラスティック製の白物家電
煤がどうしても奇麗に拭き取れません
ネットで検索してみて対処方法がわかりました
中性洗剤の泡で煤の粒子を包み込んでから
乾拭きすると白さが復活しました
でも,かわりに私の顔や手は煤まみれ…
疲れた
傷心の私はブルーズの気分
引っ張りだしたCDは,Howlin’ WolfのHis Best
音楽に浸ってな嫌な事は忘れましょう
でも,5曲目がSmokestack Lightnin’
歌詞もうらぶれていて,なんだか落ち込みます
でもまあ,お正月前で不幸中の幸いだったかも
無理矢理思い込むことにした年末の私でした

混迷

12-return
Return to Forever(1972)/Chick Corea

ハヤブサジャパン
愛称は勇ましい日本男子パスケットボールですが
成績の方はイマイチ
何年もアジアの壁を越えられずにいます
トップリーグも,JBLとbjの2つのリーグが併存する変則体制ですが
国際バスケットボール連盟が1国1リーグ化を要請するも
その期限直前に日本バスケットボール協会の会長が電撃辞任
その後も一向に統合に向けての話し合いは進展せず
ついに,各年代の男女日本代表は世界大会の出場資格を剥奪されました
実業団リーグの血を引くJBL
地域密着でプロ化の先鞭をつけたbj
カラーの違いはありますが,そもそもの分裂時の遺恨が今も続いているとの噂もちらほら
それにしても,可哀想なのは選手達です
ついにここに至って,文部科学省が介入を宣言しました
本来なら,国の関与は望ましくないのでしょうが
この末期的症状を打開するには致し方ないのかも
アルバムの方は,Chick CoreaのReturn to Forever
Side1の3曲めが,What Game Shall We Play Today
1972年Jazz界の各賞を総なめにした名盤ですが
実のところ,ちょっと苦手なアルバムだったりします
まあ,JAZZよりSPURSが好きな私ですから(笑

Wire

11-wired
Wired(1976)/Jeff Beck

8月にスピーカーを更新した際に
ラインケープルの一部を買い替えました
スピーカー選びは,随分と選択に頭を悩ましましたが
ラインケーブルはかねてよりAccuphase一筋です
被覆がしっかりしているのに柔らかくて取り回しも楽です
何より癖の無い穏やかな音調で気に入っています
専門誌では,それこそ天文学的価格のケーブルが紹介されてますが
価格が天文学的と言うよりは
その存在自体が超常現象的…そう,オカルト的かなと思われます
さて,8月に続き今回はアナログ周りとスピーカーケーブルを更新しました
スピーカーケーブルは,かれこれ8年ぐらいBeldenの727を使ってたのですが
今回はZonotoneの1番安いやつにグレードダウン?
もっともバイワイヤリングですので,2倍にして換算すべきでしょうか?
被覆を剥がす手間も2倍で,手が痛いです(笑
肝心の音の方ですが,情報量は上がったのですが,少し腰高な感じで気になります
今後のエージング効果を期待しましょう
続いて,アナログ周り
シェルのリード線とフォノケーブルをortofonにしてみました
リード線は一番安い価格のを選んだのですが
それでも,繊細感が2ランクアップした感じで大満足です
という訳で,御紹介のアルバムはJeff Beckの大ヒット作Wired
テンション高くてエモーショナル
当時のギター・キッズは,皆このアルパムを持っていたといっても過言ではないでしょう
とにかく格好良さにしびれます
話は再びオーディオに…
最近,青がはやってるんですね
ortofonもzonotoneもケープルの被覆が青でした
高級感があると言う人もいますが
私はテカリ具合が気になって音楽に集中できない感じがします
まあ,Blue Windの格好よさに免じて良しとしましょう(笑

私MMカートリッジの味方です

10-nightfly
The Nightfly(1982)/Donald Fagen

アナログ・オーディオの魅力の一つが
カートリッジ選びにあることは疑いないことでしょう
私の使用遍歴は,まずは,Shure V15 type3
柔らかく暖かい音色ながら,現代的な解像度をキープ
MMカートリッジを代表する名機のひとつでしょう
購入したのは大学生の頃だったと思います
広島市内の家電量販店で,1万円で安売りしてたのを購入しました
その後,10年近く私のメイン・カートリッジの座をキープし続けました
本当に長い付き合いでした

社会人になり数年後,1990年頃でしょうか?
MCカートリッジに浮気しました
当時のオーディオ雑誌の影響ですが
Ortofon MC20 Super,続いて,MC30 Super2を使用
高域の響きが美しく日本人好みの音作りと思います
随分と気に入っていましたが
やはり,MMカートリッジの音が忘れられなくいました

でもって,再び,Shureに回帰
選んだのは,Ultra 500
解像度はMCが上と言われますが,とんでもない
エッジを際立たせるのが,MCカートリッジとすれば
Ultra 500は,絵画に例えると点描派といったイメージ
更に広い音場感は格別です
私見ですが,MMカートリッジはステレオ・イメージをある意味,誇張して再生するように感じています
私のチェック・レコードのひとつが,MarillionのMisplaced Childhoodなのですが
Ultra 500で再生すると,ボーカルの遥か後方にドラムが定位します
その他,オーディオ・テクニカのAT150等も持っていますが
Ultra 500以外でレコードを聴く事はなくなっていました…が
ここに来て,女房が納戸に入っている昔のレコードプレーヤーが邪魔だと言い出しました
機種はPioneerのPL-50Lです
Micro 1500を購入後は,引退していましたが,今でもちゃんと動作します
意を決して,アナログ・ブレーヤー2台体制を敢行
さて,カートリッジは何にするべぇかな?
手持ちのV15 type3やAT-150も良いのですが,ここは少し冒険というか遊んでみたくなりまして
所謂,格安MMカートリッジを物色することに
候補は,Shure M44GとオーディオテクニカのAT5V
どちらも,実売価格は5000円程度なのですが
御存知のとおり,M44Gは,1960年代から続くロングセラーで
古いジャズレコード再生御用達的な位置づけで,根強い人気があります
方やAT5Vは,ベストセラーとなった,AT7Vを彷彿させる新鋭です
さんざん迷ったあげく,国産オーディオ頑張れの思いから
AT5Vをネットで注文
評価は…
なかなか
Ultra 500が成熟した大人ならAT5Vは若者
はつらつとした青年の音
当初は,ドンシャリ調で,ロートルの私には少々辛かったのですが
針圧を重めにして安定しました
細かい不満はいろいろありますが,とにかく聴いていて楽しい音です
一気に4枚のレコードを聴いてしまいましたし…
さて,御紹介のアルバムは,Donald Fagenの1982年作 The Nightfly
選盤理由はもちろんジャケット
こちらのアルバムも優秀録音とし知られていますが
さて,どちらのカートリッジでかけてみようかな
すっかりオーディオ熱が再発してしまった私ですが
まあ,趣味の世界のことですので,笑ってお許しくださいませ

◆補足1
御存知のように,カートリッジとは針でレコードを擦ってその振動で発電する器機です
基本原理はフレミングの左手の法則
材料はコイルと磁石ですが,動きが加わる部分が磁石かコイルかで方式が大別されます
MMとはMoving Magnet,MCとは,Moving Coilの略です

◆補足2
AT5Vですが,適正針圧は1.8~2.2g(2.0g標準)とありますが,私の環境では,2.0gだとボーカルのサ行が歪みます。2.2gで安定し,歪みも無くなり,ドンシャリ感も解消されました。

テレビ

08-tv

Marquee Moon(1977)/Television

女房の両親が喧嘩中とのこと
原因はテレビ
義父が勝手に安売り店で新しい大型テレビを購入したのですが
自分で設定できず断念
元のテレビに戻したのだけど
地上波は映るが何故かBSがダメ
なんとかならない?
と義母からの依頼です
土曜日の朝に駆けつけ
取説を右手,リモコンを左手に,悪戦苦闘
何とか30分で設定誤りを発見し
BSも受信可能となりました
という訳で,今回のアルバムは
Televisionの1977年作Marquee Moonを御紹介
ニューヨークパンクを代表するバンドのひとつと言われますが
音的にはむしろニューウェーブを先取りしたような洒落た感じ
今聴いても,なかなかいけます
ジャケも印象的
さて,夫婦喧嘩もBS設定も一件落着…
ですが,もう一つ大きな問題が残っていました
それは,行き場を失った新しい大型テレビ
読み返していただければ分かるかと思いますが
私が設定したのは,元の古いテレビ
お礼に,新しいのを持って帰っても良いよと言われたのですが
さすがに丁重に辞退
だって,狭い我が家に2台目を置くと部屋がパンクしてしまうから!
締めは下らない駄洒落になりましたが
久しぶりの活躍ぶりに免じてお許しください(笑

Inside Force Canceler

08-queen

News of the world(1977)/Queen

アンプとCDプレーヤーをオーバーホールするとともに
長年の懸案だったスピーカーを購入しました
オーディオショップで試聴した際は
低域にブーミーなとこがあって気になったのですが
毎日、CDをとっかえひっかえセッティングを微調整し
ここに来てようやく良い感じで鳴ってくれるようになりました
CDの音が落ち着いてきたところで 久しぶりにレコードをかけてみたのですが
以前は全く無かったハムを拾っていました
とりあえずアースを取る位置を変えて回避しましたが
それ以上にあまりの音の酷さに愕然としてしまいました
まずは基本に帰って水平バランスを確認
問題無し
次は針圧調整…. ん?
トーン・アームが振られてしまいます
水平バランスがとれてないのか?
再度,水準計で確認するも問題無し
となるとアームの故障か?
あれこれいじってみて,
インサイドフォース・キャンセラーに異常があることが判明
とりあえず,インサイドフォース・キャンセラーの表示を無視して
アームが流れない位置を探り,その位置で0バランスを取り,針圧をかけました
音の方は,最悪の状態は脱したもののぱっとしません
結果,トーン・アームのオーバーホールを決意(涙
さて,御紹介のアルバムは,今,ライブDVDが話題のQueenの1977年作
News of the World
Side1の最終曲がFight from the Inside
デジタル全盛期の現在にあっては,今回のお話はちょっと分かり難かったでしょうか?
という訳で,若干補足
レコード・プレーヤーのカートリッジ(針がついてるところ)は少し内側に角度をもって取り付けられています
これは,トラッキング・エラーを,少しでも小さくするための工夫なのですが
(話が長くなるので,トラッキング・エラーの解説は省略します)
このため,レコード針がレコードの回転に引っ張られる方向と
アームの支点に引っ張られる方向にズレが生じることにより
2つの力の合力によりアームが内側に引っ張られてしまうのです
この力を解消する(アームを外側に引っ張る)機構が,インサイド・フォースキャンセラー
まあ,難しい話は別にして
これから秋の夜長は アナログの世界に捧ぐで行こうかなと思っている私です(笑

Newcomer

07-beatles
20 Greatest Hits(1982)/Beatles

「趣味は?」 と問われれば
「音楽鑑賞」と答える私ですが
若い頃からAudioにも強い関心を持っていました
就職したての頃は食費を削って貯金に励み
少しずつ器機を買いそろえていきました
現有の器機は,いずれも当時のもの
25年超のロートルです
とはいえ,日本オーディオ業界の最盛期の製品
パーツ,筐体,意匠
今では考えられないような,贅沢な造りです
アンプは,8年前にメーカーでオーバーホールしてもらい,順調だったのですが
ここにきて,スピーカーとCDプレーヤーが相次いでトラブル
真剣に器機の更新を考えるようになりました

CDプレーヤーはSONYのR3
SONYのCDプレーヤーは音が硬いとの世評でしたが
こいつは異色のまったり系
私の辛口な音色の器機構成の中で
絶妙のバランス,良い感じで鳴ってました
しかし,トレイの防振塗料が加水分解しベトベトになり使用不能に…
ネットで調べてみると,オーナーさん皆同じトラブルに遭遇されているよう
既にメーカーでは修理対象外の扱いですが
ヴィンテージ・オーディオ器機の修理対応を謳うサイトを幾つか発見しました
私は関西のエンジニアの方に修理をお願いしました
トレイ修理のほか,光ピックアップ,駆動ベルト,リミットスイッチを交換

アンプはAccuphaseのセパレートアンプでC-270とP-500
カタログを紐解くと
C-270が15.6kg,P-500が33.5kgと超弩級
若い頃は,この重さも気にならなかったのですが
配線やセッティング変更のたびに四苦八苦
50歳を超えた今では,さすがに辛いものがあります
もっと小振りな一体型アンプへの買い替えに心が動いたのですが
後述のスピーカーとの兼ね合いから適当な機種が見つからず
再び,メーカーでオーバーホールしてもらうことにしました

最後はスピーカー
DIATONEの小型2Way,DS-9Z
台形の凝った造りのエンクロージャーに
ポロン合金のツイーター
ウーファーはアラミド繊維織
密閉型特有のタイトな低音でロック向き
ただ,高域に少々センシティブなところがあり,気になっていました
(雨の日はとても良い音で鳴るスピーカーでした。)
ごめんねDS-9Z君…
スピーカーだけは,修理ではなく買い替えを決断
でも基準はやはりDS-9Z
密閉型の2Way小型ブックシェルフ・スピーカーをショッブで比較試聴
後継機はATCのSCM19に決定
試聴時には,中低域にブーミーなとこがあったけど,使いこなしでなんとかなるでしょう

さて,御紹介のアルバムは,Beatlesの20 Greatest Hits
Side2の5曲目が,Hello Goodbyeです
もちろん,スピーカーの交代にあたっての選曲です
ところが,アンプの修理納品は盆明けになるとの知らせ
という訳でまだ音出しできてません
スピーカーを眺めるだけの手持ち無沙汰な週休日
というわけで,新スピーカーの詳細報告は改めて
乞うご期待…って,だれも期待してないって?
ごもっとも(笑

Beat the Heat !

画像
Air Conditioning(1970)/Curved Air

世間の話題の中心はサッカー・ワールドカップだというのに
個人的にはNBAファイナルです
空調の故障により会場の温度が上がり
LeBron Jamesが足に痙攣をおこし退場
絶対エースのリタイヤを機にSpursが息を吹き返し
逆転で先勝
波乱の幕開けとなった今ファイナルでしたが
大方の予想をくつがえし
Spursが4勝1敗で栄冠を勝ち取りました
しかもHeatに1試合も100点overを許さないという圧倒ぶり
MVPは若手のLeonardが獲得しましたが
ベテランのDuncanがすごかった
普段は寡黙で修行僧のような面持ちの彼ですが
昨年の雪辱を果たすべく鬼気迫る表情でした
もちろんBig3を構成するManu GinobiliそしてTony Parkerも大活躍でした
センターにTiago Splitter
オールラウンダーのDiawもいます
そして何より,若手のLeonardにGreenにMillsの成長…
個性豊かな選手達がチームバスケットで王者Heatを翻弄しました
スタイルが対照的な両チームの対決
Lakers以来12年ぶりの3連覇への期待
そして昨年の因縁
見所多い今ファイナルでしたが
後々振り返る時には
必ずあの初戦のアクシデントと共に思い出されることでしょう
という訳でアルバムはタイトルそのまま
Curved Airの1stを選定とあいなりました

Step

画像
A Can of Worms(2008)/Parallels or Ninety Degrees

好きなNBAプレーヤーは誰? と聞かれたら
若いバスケ・ファンなら
LeBron JamesとかKevin Durantの名前をあげるかな?
確かに,彼らのプレーは凄いのだけど
私のお気に入りは,Spursの誇るBig 3の一角
Manu Ginobiliです
ステップ・バックからのフェイダウェイや
勝負強いスリー・ポイントも素晴らしいのですが
独特のステップでペイントエリアを切り裂く
ペネトレイトがかっこ良い!
一般的にはユーロ・ステップと呼ばれていますが
あり得ない角度に進路を変え
ディフェンスを置き去りにしていきます
人呼んで,ジノビリ・ステップ
昨シーズンのファイナルでは悔しい思いをし
引退説まで囁かれましたが
捲土重来
チームも最高勝率でファイナルを勝ち上がっています
という訳で,御紹介のアルバムは
角度の大きいジノビリ・ステップにちなんで
Parallel or 90 degreeのベストアルバム
音の方は,70年代プログレをモダンに蘇らせた感じでしょうか
さて,佳境にさしかかったNBA Finalですが
まずは,Thunderを退けて
Spursの仕事師の活躍と
打倒Heatを楽しみにしている私です

ぎっくり腰

04-u2
War(1983)/U2

やってしまいました…
ぎっくり腰です
先週土曜の朝から腰に違和感があったのですが
日曜日の朝,身動きとれなくなってました
結局,月曜から3日間も仕事を休むはめに
徐々に痛みは治まってきましたが
まだ全快とはいきません
同じ姿勢でいる限りは
それほど痛みを感じることはないのですが
体の向きをかえる瞬間や咳をするとズキンと来ます
これまで,ぎっくり腰に悩む同僚,先輩を見ても
正直,他人事だったのですが
50歳を超え
はっきりと,身体の衰えを自覚せざるをえなくなってしまいました
あ~ やだやだ
さて,御紹介のアルバムはU2の1983年作,War
Sunday Bloody Sunday等のヒット曲を含む初期の人気作
選定理由は…
ジャケの少年の表情が痛みに耐えているように見えるから?
いえいえ

腰痛,ようつう,U2…
病身の身に免じて,笑ってお許しくださいませ

疑惑

03-samlaron

Live 1975/Samla Mammas Manna & Ron Geesin

世紀の大発見ともてはやされたSTAP細胞
割烹着を着て研究する若き理系女こと
小保方研究ユニット・リーダーが
一躍,時の人となりましたが
ここに来て,ずいぶんと雲向きが怪しくなってきました
画像が切り貼りされている
論文に無断盗用と思われる箇所がある
過去の論文で使用した別の画像が使い回されている
そして,何より実験結果が再現できないという外部の声
STAP細胞の存在そのものが疑われる事態に至ってしまいました
今の段階では真偽のほどは分かりませんが
常に検証に晒される科学の世界
STAP細胞が捏造だとしても
いずれ分かる事
そんなことをしていったい何の得があるのか?
そもそも共同研究で根幹部分の捏造なんて可能なのか?
となると,やはりSTAP細胞は存在するのか?
何とも不可解な騒動です
さて,今回,御紹介のアルバムですが
スコットランドの音楽家Ron Geesinの関連作
スウェーデンのジャズ・ロック・バンド
Samla Mammas Mannaと1975年に共演した際の発掘ライブ音源です
Ron Geesinと言えば,Pink FloydのRoger Watersとのコラボ作
Music From The Bodyが良く知られていますよね
STAP細胞には,そっちの方がピッタリのような気もしますが
ついこの間まで注目を集めていた別の疑惑騒動を思い起こして
やっぱり,ここは,敢えて,このライブ盤の方を紹介して正解かな,と
一人悦に入っている私です(笑

50 Bye-Byes

Image
4 Way Street(1971)/Crosby,Stills,Nash & Young

自身で言えば4年ぶりの出向からの復帰
子どもはダブル受験と
慌ただしかった昨年度でしたが
2014年度からは,家族4人皆新しい道を歩むことになりました
4月
私は、福山へ転勤
女房も配属部署に変更が
Yoshiは,高校に進学
そして,Tomoは滋賀県の大学にお世話になることになりました
1日からガイダンスが始まるとのことで
生協でベッドとパソコン,家電量販店で洗濯機に冷蔵庫
ニトリで雑貨を購入
細々したものは宅配便で発送
Tomoの引っ越し作業に追われた3月末でした
合間をぬって,29日の土曜日に,4人揃って外食しました
ささやかに,回転寿司
楽しく談笑する3人を尻目に
私はもっぱらお酒
アルバムは,「4人」にちなんで,CSN&Yの4 way Street
元祖スーパーグルーブのひとつ
1970年のステージを収録したライブアルバムです
さて,新体制となって1週間が過ぎましたが
しんみりしてばかりもいられません
とは言え
未だに,箸や茶碗を4セット食卓に並べてしまう私だったりしています
誰だ !
50歳になって痴呆が始まったんじゃないのって言ってるやつは(笑

2014年を迎えて

画像
The Time Is Near….(1970)/Keef Hartley Band

サンフレッチェ2連覇にカープ初のCS進出
Camelは復活のツアーを慣行と
良い事尽くしの2013年でしたが….
私個人にとっては,とにかく冴えない1年でした
ひとつひとつを子細に言うのは憚られますので割愛しますが
結構,精神的にも参ってしまいました
しかし,年も変わったことですので
午年らしく駿馬のごとく
ここらで運気も一気に上昇といきたいものです
というわけで,干支にちなんでのアルバムは,Keef Hartley Bandの1970年作
Keef Hartleyと言えば,John Mayall門下生として知られていますが
こちらのアルバムはホーンも入って随分とJazz色が濃い作品です
ブルーズの影響下から独自色を模索していた
この時代の英国ロックらしい作風ですが,Fusionというわけではなく
英国らしい端正で哀愁漂うJazz Rockという感じでしょう
うーん,本当は,勢いつけたかったのですが
やはり,ここは,じっくり歩みを進めていくことにしましょうか
念頭にあたり,地味~に,決意を新たにしている私でした