2003年、馬から羊へ
2002年12月29日
666(1972)/Aphrodite’s Child
2002年,馬の年も残すところ3日となりました。
私の家族は大きな病気,怪我もなく,1年を過ごすことができました。
でもって,家族の今年最大のトピックスは長男Tomoの小学校入学
テレビを夢中で見ている子どもに,「宿題やったの?」と声をかけるのが,
帰宅後の最初の会話というのがパターンになりました。
来年,羊年はどうなることやら?
まあ,羊にちなんでのアルバムということになると,
本命はPink FloydのAnimals(Sheepという曲あり)なんでしょうが,芸がないので,
Aphrodite’s Childの666にしました。
(SideA-4にThe Four Horsemen,SideA-5にThe Lambあり。)
Yes に誘われたという逸話を持つキーボードプレーヤーVangelisが在籍していた(普通の人には映画「炎のランナー」の走者,
じゃなくて奏者と言った方が有名か?)ギリシャのグループ,1972年の傑作。
タイトルから察しのつく通り,黙示録をテーマとした一大コンセプトアルバムです。(LP2枚組 ! )
シンセや民俗楽器,フリーフォームなスキャット(只のうなり声?)が飛び交い,
不思議な神話の世界に引きづり込まれます。
最近はとんと御無沙汰だけど,中学・高校時代にはよく聴きました。
難解とは思わないけど,大作だし,ポップじゃない。
ライナーノートにはヨーロッパでは大ヒットしたとあるけど,今ではとても考えられない。
個人的には,King Crimsonの「宮殿」と同じくらいのインパクトを受けた作品です。
追記:もしも,このアルバムを購入されましたら,ヘッドホンの使用をお薦めいたします。
御近所,御家族の方に聴かれて,警察に通報されても当方は一切責任は持てませんので悪しからず。