チームの形
2015年9月22日
The Yung & Moore Show(2004)/R.Stevie Moore
桜の戦士達が,ロスタイムに南アフリカを蹴散らした
派手な見出しが新聞紙面やWEBの画面を
飾りました
そう,ラグビー・ワールドカップ
イングランド大会1次リーグ
対南アフリカ戦です
世界ランク3位の強豪を相手にしての大番狂わせでした
正直,詳しいルールや戦術は分かりませんが
ラグビーの本場で
徐々に観客を味方につけていき
終盤は,スタジアムが「Japan !」の大合唱に包まれて行く様には
鳥肌がたつ思いでした
さて,御紹介のアルバムは
宅録界の帝王ことR.Stevie Mooreと
ブリティッシュ・サイケポップの雄
Yukio YungことTerry Burrowsとの2004年共演作
The Yung & Moore Showです
ご覧の通り2006年再発盤では
ラグビー日本代表の応援キャラクターにもなっている
鉄腕アトムをパロったジャケとなっています
ちなみに,ドラムは,元CamelのAndy Ward
話は音楽から再びスポーツに…
かねてより,ヘッドコーチのエディー・ジョーンズ氏は
「ジャパン・ウェイ」の確立を唱えていたそうですが
賞賛すべきは,強豪相手の大金星という結果よりも
信じるプレーを,大一番で愚直に示し続けたことにあるように思います
方や,メジャー・リーガーの復帰もあり
開幕当初は優勝候補の筆頭と注目を集めながら
未だにチームの形が定まらない
どこかの地方球団の監督・スタッフに
桜戦士達の何とかを煎じて飲ませてやりたい
ふと,そんな心境になった私でした