Bad Habit

Greenslade (1973)/Greenslade

夕食の準備ですが、音楽聴き聴きやってます
実は、これまで何回か触れた我が家のAU光TV
YouTubeアプリも入っていて
こちらを利用し、「ながら」リスニングしています

ただ、洋楽となると私の好みが偏っているので
アプリまかせの選曲だとストレスがたまる羽目に
紆余曲折を経て、もっぱらJ-POPかアニソンの毎日です

米津玄師や髭男の新曲もいいのですが
一押しは、SEKAI NO OWARI

皆さん、ダンスがBuzzってるアレだよねって反応かと思いますが
キッチンに向かうと、背後にある居間のTV画面は見えないもので
私が食いついたのは…
オルガン !
調理の手を止め、思わず居間のTVに駆け寄りました
奇抜なダンスに二度びっくり

というわけで、今回はオルガンをテーマに、音盤を選定
これぞ、オルガン・ロックという一枚をご紹介しようと意気込んだのですが
あれも、これもと考えが定まりません
そもそも私ごときがオルガンを語ろうものなら
並み居るプログレッシャーの諸先輩方から
レッドカードをくらいそうです

いくつか取り出した音盤を前に途方にくれる私ですが
ふと、一枚のジャケットに目をやると
そこには、腕をくねらすHabit Dance by Roger Dean
しかも、最終曲のタイトルがSundance

というわけで、自信を持ってGreensladeの1stを
Dave Greenslade、Dave Lawsonのツイン・キーボードでギターレスの構成
オルガン・ロックの中でも人気の一作です

さて、話は再び、最近の音楽鑑賞について
長引くコロナ禍で、なかなか真剣に音楽に対峙できず
冒頭記載のとおり、「ながら」リスニングでお茶を濁していましたが
Bad Habitは終わりにして
もう一度、しっかり聴き直そうと、眼前の名盤達に誓った私でした

Influencer

Joy of a Toy (1969)/Kevin Ayers

いろいろあって、4月から主夫生活を送っています
午前の時間帯は、弁当づくり、洗濯、掃除、買い物といったルーティンの仕事が続き
結構、慌ただしく過ぎていくだけで
残念ながら、正直、あまり楽しいとは言えない状況です
一方、昼食を終えると、晩御飯の支度時までは
無為に非生産的な時間を過ごしているところです

以前も書きましたが、もっぱら海外ドラマを見たりして暇をつぶしてますが
最近は、とあるユーチューバーの動画配信を楽しみにしています
男性脱サラ若者3人組ユニット、Kevin’s English Roomです

今や、すっかり有名になった彼らですが
念のため、動画内容について説明しておきますが
ネイティブスピーカーであるKevinさんから見た
日本とアメリカの言語感覚や文化等の違いについて
大学のアカペラ・サークル以来の友人である
やまちゃん、かけちゃんとともに、コミカルに語り合うもので
おかたい語学講座とは一線を画したエンタメ路線でまとめています

とにかく、3人のキャラがしっかり立っていて
話がリズミカルに展開し、少しも飽きさせません
先に、「楽しみ」と書きましたが、「嵌った」と言っていいでしょう

さて、今回ご紹介のアルバムですが
Kevinつながりで選定しました
私の音楽嗜好からピンときた方もあろうかと思いますが
英国プログレ黎明期の雄としてシーンに大きな影響を与えたSoft Machine
その主要メンバーのひとり、Kevin Ayers、1969年のソロ作品です
アルバム・タイトルは、Joy of a Toyと楽しげですが
歌物曲では、その歌詞世界は狂気に満ち
インスト曲は、サイケなジャズ・ロックしており
一筋縄ではいきません

話は再びKER
改めて、私なりに「嵌った」原因を考察してみたのですが
話の面白さはさることながら
良く笑う彼ら三人の楽しげな表情がとても魅力的であり
何よりその笑顔を見て、勵され、癒されている私がいるのかなと
思い至っているところです

仕事が楽しいなんて羨ましい限りですが
起業にあたっての覚悟、番組づくりのための努力
いずれも、並々ならぬものがあっての今かと推察します
私も、彼らを見習って、いいかげんな毎日の過ごし方を反省し
主夫のプロを目指そうかと
思いをあらたにしたところです ←3日で断念 !

The Story of i(1976)/Patrick Moraz

今月10日のAppleの発表が注目を集めました
そう、iPodの販売終了です
既にminiとかnanoといった機種も消え
iPod touchが最後の牙城となっていましたが
ここに来て、その歴史に幕を下ろすこととなりました

シンプルなデザイン
ジョグダイアルを使った軽快な操作性
デジタル時代のウォークマンとして
まさにAppleらしい革新的な製品として市場を席巻したことが
鮮やかに思い出されます

というわけで、今回ご紹介のアルバムは
“i”にちなんで、The Story of i
Relayer期のYesのキーボードプレーヤーとしても知られる
Patrick Morazのソロ作品ですが
プログレというよりは、フュージュン寄りで
iPodの操作性のごとく軽快な音調…
なのですが、正直に言えば、私的には苦手なタイプだったりします

さて、話は再びipodに
Appleとしては、今後は、音楽プレーヤーとしては
iPhoneやApple Watchで、ということなのでしょうが
元祖のWALKMANが、ハイレゾ対応の高級機を中心に
積極展開していることを思うと、やはり、今回のディスコン
寂しさが募ります

感慨に浸りつつ
休眠中のiPodを取り出し充電してみたところ
液晶ディスプレイにドット落ちがみられたものの
無事に動作をいたしました
こうして原稿も書き上げましたので
せめてサイトの更新作業は
iPodに入った昔の音楽を聴きながらやりますか(哀

Perfect Game

Three of a Perfect Pair(1984)/King Crimson

前回の記事の掲載日を見てみるとなんと2020年
もう2年も放置状態のこのコーナー
ようやくキーボードに向かいましたが
はてさて何を書いたものか

緊迫を増す国際情勢を語るには能力不足
話題の某牛丼チェーン店の案件は
あまりに阿呆らしくて気力が湧きません
というわけで
無難なところでスポーツネタで行かせていただきます

何を取り上げるか分かりますよね?
そう、「令和の怪物」こと千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希投手の偉業達成の件です
前回の完全試合が、巨人の槙原投手と言いますので
かれこれ30年近く前のこと←広島戦だったのでよく覚えています

スポーツニュースを梯子してみましたが
160キロ超えの豪速球に
鋭いフォークボール
制球も完璧
解説者の方が興奮気味でした

さて、ご紹介するアルバムですが
Perfectがつくタイトルと言えばやはりこれ
King Crimsonの1984年作Three of a Perfect Pair
この時期のKing Crimsonは、人により評価が分かれるところですが
私は結構好きでして、当時、Live Videoも購入しました
修行僧のような面持ちのFripp卿と
感性で弾きまくるAdrian Belewの対比が気に入ってました

MLB関係者も注目したという佐々木朗希投手の完全試合ですが
話はここで終わらず
翌週の登板でも9回は後続投手に託すも
8回までパーフェクトを継続
いやはやまるで漫画の世界です
どうやら深夜のスポーツニュースを追いかけて
Sleeplessな毎日が続きそうです(笑

最新の知見

スキャン 2
Akustika(1996)/John Wetton

4月の転勤で3年ぶりに福山勤めとなりました
異動後の3ヶ月間は,毎日慌ただしく過ごしたのですが
ここに来て,ようやく時間と心に余裕が出てきました
というわけで,休日のネット散策が復活したところです

そうした中,目に止まったのが次のニュース
Facebookが,90日以上前の記事をシェアしようとした際に
古いコンテンツであることを知らせる通知画面を表示させるというものです

恐らく「最新の知見」ではない可能性があることを注意喚起するためなのでしょうが
個人的には,いささかスパンが短すぎるように思えてしかたありません
何せ,私の調査対象は,3ヶ月どころか
もっぱら30年前なのですから(笑

ご紹介のアルバムは,John Wetton
お約束のAで始まりAで終わるタイトルでAkustika
粗製乱造気味の彼のライブ盤の中では
できの良い方かと思います
時々,音をはずしていますが…
でもって,5曲めが,30Years

話は再び,Facebookですが
この話を友人に向けたところ
「3ヶ月ルールよりも,お前のFacebookの使い方の方が問題だ」,と
手厳しい指摘を受けました
どうやら,私がリンク先記事を画像化して掲載していることを見つけての発言のようでした

さて,友人へは,敢えて反論しなかったのですが
30年後には,どちらの知見が評価されるのか
ちょっと楽しみだったりしています

Stay Home

15-mirrors
Mirrors(2013)/Hangover Paradise

不要不急の外出自粛要請
感染拡大防止のためですので仕方ありませんが
実際,暇を持て余したゴールデンウィークでした

しかしながら,新型コロナウイルス感染症は収束の兆しを見せることなく
全国に出された緊急事態宣言は月末まで継続に
ウイルスとの戦いは長期戦になりそうです
今しばらく,休日のStay Homeが続きます

というわけで,ご紹介のアルバムは
オランダのHangover Paradiseのデビュー作でMirrors
3曲目がBack Homeです
ちなみに,冒頭の曲,I Rest My Caseがかっこよくて
2013年一番のお気に入りでした

話は再びコロナ禍がらみに
大都市では医療崩壊も懸念される状態とのことですが
ここにきて経済情勢も気になります
廃業,倒産,解雇といったニュースが飛び交うようになりました
まあ,私はいいのですが,困ったことに次男の就活が完全停止状態
説明会も面接も中止ばかりなのだとか

心配は尽きないのですが
正直,先が見えないので
これ以上申し上げることはない状況です
酒量も増え気味の休日ですが
せめて,Mirrorsを聴いて,元気をつけますか

コロナ・ウイルス

GG1974
The Power and the Glory(1974)/Gentle Giant

中国の一部の省かクルーズ船といった限られた世界でのお話かと思っていましたが
あっというまに世界に拡散
全面休校にコンサートの中止,株価の低迷
そしてイタリアなど欧州での拡大
WHOによるパンデミック宣言もありました
毎日のニュースはコロナウイルス感染症一色です

ここに来て,オリンピック開催の是非も議論の俎上に上り始めましたが
封じ込めの目処がつかない中
バスケでの八村塁の活躍を楽しみにしていた私は
ただただ,やきもきするばかりの毎日です

ところで,このコロナの由来ですが
ラテン語で王冠を意味するそうです
表面にいくつもの突起を持つことから
その形が王冠に似ているからだとか

というわけで,今回ご紹介のアルバムは
Gentle Giantの1974年作The Power and the Glory
ジャケには王冠を戴くKingのカード
そのものズバリの選択です
初期のアヴァンギャルドな作風とは若干異なり
クールでジャズロック的なタッチが気に入っています

話は再びコロナウイルスに
こうした中,昨日は,ついに私の住む尾道市でも感染者が確認されました
ただ,免疫機能が弱い高齢者や基礎疾患を持つ人以外は軽傷と聞きますので
体調を管理し,人混みを避け,手洗いを徹底
私は「正しく」恐れて対処していきたいと考えています
一方,訪問者が極端に少ない我がサイトの方は
感染対策の必要性は低いかもしれませんね(苦笑

スーパーヒーロー

13-kansas-masque
Masque(1975)/Kansas

みんなスーパー・ヒーローが大好きです
我が国では,ウルトラマン,仮面ライダー,マジンガーZなどと多士済々
ハカイダーやシャドームーンといった,ダークヒーローもありますが
総じて正義の味方といった感じです
世界に目を転じれば,スーパーマン,スパイダーマン,バットマン
ロボットものなら,トランスフォーマーとかが
世代を超えて愛されています

ところが,とある地域では,一部のスーパー・ヒーローが活動禁止となっているのだとか
そう,一部であって,全部ではないのです
具体的に申し上げれば
スーパーマンは合法だけど,バットマンは違法になるとのこと
この差別的取扱いは理解に苦しむところです

何を言いたいのかと,訝しく思われるでしょうが
今日の話題は,香港のマスク禁止法
ここまでネタばらしをすれば,ご納得いただけたことでしょう

というわけで,御紹介のアルバムは,アメリカン・プログレの重鎮
Kansasの1975年作Masque
銀翼のイカルスを含む初期の人気作ですが
摩訶不思議なジャケットも話題を集めました

さて,件のマスク禁止法ですが
アルチンボルドのようには,住民の目を欺けず
ますますデモは激化しているようです

政治的な話は苦手なのですが,この話を友人に向けたところ
彼曰く,「永井豪作品では,キューティー・ハニーはOKだけど,けっこう仮面はNGだな」
いやいや,けっこう仮面は別の意味でNGでしょ(苦笑

茶化すつもりはないのですが,
さすがに呆れ返るような無理のある規制と言わざるを得ないかなと,思われます
なんとか,良い方向に向かうようにと,願うばかりです

リモコン

12-telegraph
Mir(2018)/Telegraph

春先にauのひかりテレビに加入しました
カープ戦見たさでの契約でしたが
交流戦からの無残な凋落ぶりに
最近はもっぱら海外刑事ドラマにはまってます
休日は,メンタリストやCSI,SWAT,クリミナルマインドあたりを見ています

連続殺人事件に,ど派手な銃撃戦
瞬時に犯人の位置を特定する科学捜査班
僅かな情報で犯人像を特定する凄腕プロファイラー
日本のドラマだと,いまいち現実味に欠けるところですが
アメリカが舞台となると,違和感なく楽しめます

番組は少々古いかもしれませんが
月額1980円で42チャンネルですので,コスパは高いかなと思われます
ただ,わずらわしいのが
テレビにDVDレコーダー更にひかりテレビのリモコン3本体制
一本にまとめることはできないものか?
解決策を検討中です

というわけで,御紹介のアルバムの方は
Telegraphなるイスラエルのバンドの2018年作
初期Camel風のオルガンとの触れ込みですが
Minotaurus辺りも思い起こしました
最終曲がRemote Control

さて,テレビ三昧のぐうたらな休日を過ごしている私ですが
視聴時間に比例してウエストサイズが順調に伸びています
どうやら,目当ての海外ドラマだけでなく
合間に流れる通販番組でダイエット器具の購入が必要かも
万能リモコンは後回しか
ちょっとなさけない思いで反省しているこの頃です

いだてん

Amigos(1976)/Santana

帰宅後の女房の日課は,録画した朝ドラ鑑賞です
そう,インスタントラーメンの生みの親
安藤百福とその妻,仁子をモデルとした
「まんぷく」です
私もつられて眺める毎日ですが
結構,楽しみにしていたりします
視聴率も絶好調で20パーセント越えが続いているのだとか

対して苦戦を強いられているのが
大河ドラマの「いだてん」です
やはり,大河と言えば戦国もの
現代が舞台となると
違和感を感じる人が多いのでしょうか
西郷どんは見てた女房殿も関心なしのご様子です
まあ,オリンピック熱に水をさすのも本意ではありませんので
今後の展開に期待しましょう

さて,ご紹介のアルバムは
SantanaのAmigos
名曲,哀愁のヨーロッパを含む,1976年のヒット作です
横尾忠則氏のジャケ・デザインも話題となりました
えっ,どういう繋がりかって?
実は,「いだてん」のポスターやロゴ・デザインが,同氏によるものなのだとか

ただ,個人的には,このロゴ・デザイン,ちょっと苦手に感じてます
見る人がみれば,素晴らしいのでしょうが
私は,正直,夢でうなされそうです
庶民の私には,やはり,まんぷくラーメンの方が
安心できるみたいです(笑

ネット難民

10-vdgg

Least We Can Do Is Wave to Each Other(1970)/Van Der Graaf Generator

過去にもいろいろありましたが
さすがに今回は堪えました
丸の移籍のことだろうって,言われそうですが
野球ではなくネットの話
google+とジオシティーズのサービス中止の件です

google+の方は,まあ,諦めるとして
ジオシティーズに置いてた家族の記録を,どうしたものか
一応,Yahooでは,他のホスティング・サービスが紹介されていましたが
これを機会にWordPressに移行させることにしました
ただ,WordPress上で,デザインの再現が難しそうで
思案すること1週間
ついに妙案が浮かびました

それは…
各ページを画像化して貼り付けるという荒技
見た目は完璧に現状維持です
土日の2日で作業完了なり
何とかネット難民にならずに済みました

という訳で,今回ご紹介アルバムは
VDGGの1970年作
Least We Can Do Is Wave to Each Other
2曲めがシングル化もされたRefugees

さて,栄枯盛衰,諸行無常のネット界
続いて廃止となるのは,どのサービスか?
この世界の展望はVDGGの難解な歌詞を読み解くよりも難しいかも
そんな思いに耽った一日でした

紫蘇茶

09-rose
Rose Hill Drive(2006)/Rose Hill Drive

帰省していたYoshiを
東広島の下宿まで車で送ったのですが
まだ,午後1時
というわけで
最寄り駅から新幹線で広島に繰り出すことにしました
めあては新年のバーゲン
とはいえ,こだま号しか止まらない駅なので1時間待ち
喫茶店で時間を潰すことにしました

女房はカフェオレ,私はハーブティーのホットを注文
待つこと5分
カップを見て,あれ!?
赤ワインのような紫色の液体
いぶかしく思いながらも一口
酸っぱい! ! !
梅干しみたいな味
これは紫蘇茶かな?
紫蘇もハーブだよなと,心の中でつぶやきながら,飲み干しました

列車の時間が近ずいてきたので,お会計
ところが,伝票の文字を見るマスターが
なぜか怪訝そうな表情
私が「何か?」と問うと
「あっ,いえ,ええ,お二人様950円です」

翌朝,どうしても,気になって
その店のブログを閲覧してみると
メニューに同じ色味の飲み物の写真がありました
オチは,もうお分かりかと思いますが…
ローズ・ヒップ・ティー

さて,ご紹介はRose Hill Driveのセルフタイトル・アルバム
正統派のハード・ロックといった感じで
今時の子には,ちょっと古めかしく映るかも
まあ,ローズ・ヒップ・ティーを
紫蘇茶と思ってしまう私には
ちょうど,いい塩梅ですが(お粗末

Hopeless Anger

dustand
Dust and Dreams(1991)/Camel

4月8日に松山刑務所・大井船作業所を抜け出し
尾道市対岸の向島に潜伏中とされた逃走犯
連日の大捜索にもかかわらず発見されず…
とお伝えした前回記事でしたが
4月30日の昼前,なんと広島市内で逮捕となりました

報道によれば,窃盗を続けながら
空き家の屋根裏に潜み
24日,夜陰にまぎれ,潮目を読んで泳いで尾道へ渡り
数日の潜伏の後バイクを盗み
岡山を目指すも,急遽,西に向きを変え
竹原市まで移動
無人駅から電車で広島へ
しかし,インターネットカフェからの通報を受け
小学校の塀を越えようとしたところを警察官に取り押さえられたのだとか

というわけで今回の選択はCamelのDust and Dreams
再結成Camelの最初のアルバム
スタインベックの怒りの葡萄をモチーフとしたコンセプトアルバムです
2曲めがGo West

さて,全国の注目を集めたこの度の逃走劇ですが
聞けば刑務官との軋轢により
半年の残り刑期に耐えかねての決断だったのだとか
決して脱獄を容認するわけではないのですが
当初の思い通り,東を目指せば良かったのではと
英和辞典をひもときながら
ふと思った私です

Escape from Freedom

スキャン
E5C4P3(1981)/Journey

私の居住地は向島
「むこうじま」ではなく,「むかいしま」と読みます
広島県尾道市の対岸に浮かぶ人口2万人の小島ですが
脱走犯の潜伏騒動で,突如,全国区となってしまいました

脱走犯は窃盗の初犯で
愛媛県にある模範囚が入る鉄格子もない矯正施設から逃げ出したのだとか

仕事で会う人会う人に,「まだ捕まりませんね」と
声をかけられるのが日課になりました

報道のトーンは,不安に怯える島民…といった感じですが
連日,大勢の警察官が巡回,捜索,検問しているので
意外と安心して生活していたりします

ただ,困っているのは,検問が厳しいこと
島外へ出る車はトランクまで開けて調べられるので
通勤時間帯の橋やフェリー乗り場は大渋滞となります

というわけで,今回のご紹介のアルバムは
Journeyの1981年作 ESCAPEを選択
産業ロックと言われたりもしましたが
80年代のシーンを代表するアルバムのひとつといって言いでしょう
ただ,歌の上手い人苦手派の私には,聴くのが辛い作品だったりします

さて,辛いといえば,私の花粉症
マスクが必須のこの時期ですが
不審者扱いされるので自粛中
本来ならば,渋滞を横目にスイスイ快適な自転車通勤のはずが
鼻水,クシャミ,目の痒みの三重苦に苛まれる日が続きます
頼む,早く自首してくれ(涙目

 

 

鯖缶

06-sabah
Denpasar Moon(1994)/Sabah Habas Mustapha

ローカルニュースで鯖缶カレーの作り方を紹介していました
なんでも,鯖缶が注目を集めているのだとか
さっそく感化されたTomo
翌日,近所のスーパーの缶詰コーナーで鯖缶を物色していると
見知らぬご婦人に,「鯖缶,流行ってるのよね」と,話しかけられたのだとか
どうやら,鯖缶ブームは本物らしいです
さて,ものぐさなTomoは,鯖缶カレーは断念し
代わりに鯖缶炊き込みご飯を作ってくれました
炊飯器に鯖缶を入れてお米を炊いただけですが
そこそこいけてる味でした
感涙 . . .
というわけで
鯖 食べて 咽せたわ
さば たべて むせたわ
サバ ハバス ムスタファ
強引ですが,ご紹介のアルバムは
Sabah Habas MustaphaのDenpasar Moon
私が所有しているのは,2004年の再発盤
ジャケットデザインが変更され
ボーナスビデオも収録されてます
さて,話題の鯖缶ですが
エスニックな料理にも合うのだろうかと
Denpasar Moonを聴きながら
ふと思った次第でした